In Commemoration of the Opening of the New Kabukiza |
歌舞伎座新開場記念展 |
江戸時代に花開き、現代まで息づく歌舞伎は、日本を代表する伝統芸能として、様々な変遷を経て発展してきました。 その歌舞伎の大きな特徴の一つに、劇場内で行われる
<役者> と <観客> の応酬があります。 歌舞伎の歴史は、この <役者> と <観客> と結ぶ
<劇場> を中心に展開してきました。 |
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心踊る祝祭空間として花開いた <劇場> の歴史 |
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Kabuki : Theaters during the Edo Period |
―本展覧会 「News Release」 「歌舞伎―江戸の芝居小屋―:カタログ」より抜粋して掲載しています― |
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1603年に京都で阿国の一座による 「歌舞伎踊り」 が始まり、間もなく江戸でも披露され、京都でも江戸でも女歌舞伎、遊女歌舞伎が盛んになっていった。
阿国歌舞伎の要素を引き継ぎながら、江戸の歌舞伎は寺社の門前や、大名屋敷でも、歌舞伎、浄瑠璃はしばしば上演され、江戸の劇場空間は市中全域に及んでいたが、江戸時代に芝居が上演される劇場が常設されているのは、堺町と葺屋町(現在の人形町3丁目辺り)で、1648年頃二つの町を
「二丁町」 と呼び、そこが芝居町になり、江戸演劇のセンターといってもよい歓楽街であった。 全三章による展示構成により、江戸歌舞伎と江戸の芝居小屋が明らかにされる。 |
第一章 劇場空間の成立 |
第二章 歌舞伎の名優たち |
第三章 芝居を支える人々 |
第五期歌舞伎座イメージ |
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隈 研吾 設計 「21世紀の歌舞伎座」 |
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【2013年4月2日(火)、歌舞伎座新開場】 |
お問合せTel:03-3479-8600 |
参考資料:NEWS RELEASE No.11607、「サントリー美術館ニュースvol.243」、「歌舞伎」カタログ他。 |
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